フレンズ シーズン1-6 その3

シーズン1-6の続きです。

 

ここからは台詞単位ではなく、シーンが丸々カットされています。

文字だけで雰囲気が伝わるのか不安ですがやってみます。

 

名刺をもらってすぐに電話したであろうジョーイはエステルの事務所に着いたようです。

10階建てくらいのビルの一室にその事務所はあるようですね。

 

ジョーイがドアをノックして、女性が”Come in! ”と答えています。中にいるようです。

 

ジョーイは中に入りながら名刺を手に、

”Hi. I'm here to see Estelle Leonard. ”

とここに来た理由を中にいる女性に話しています。そうするとその女性は

 

”Just a moment, let me see if she's in.”

少し待って、彼女に取り次ぐわ、と言って後ろを振りむきタバコを一口吸うと、

 

振り返り煙を吐きつつ”Hello. ”と挨拶しながら笑顔を見せています。

本人なら最初からそう言えばいいのにわざわざタバコの煙付きで挨拶する、

これだけでちょっと変わった人という雰囲気で笑いも起きています。

ジョーイはそれにとまどいながら

”You're Estelle Leonard? ”と確認すると

 

エステルは

”I know, I know, you weren't expecting someone so fantastically beautifull. ”

わかるよ、わかる。エージェントがこんな美人だとは思わなかったんだろ?

と勝手な推察をし、エステル愛用の?上に引っ張り上げると横にタバコがたくさん広がる煙草入れからまた一本出しています。

 

ジョーイはここに来るべきではなかったのでは?、のような表情をしながら固まっていると

 

エステルは

”Love lump. Take a load off already, darling. Sit already. ”

そんな固まってないでリラックスして、座りなよ。と慣れたものです。

自分の変わった行動に相手が戸惑っている面もあるのにそれには気づかず、ただ緊張しているのだと思っている感じです。

 

ジョーイは座りながら調子を取り戻し、

”I can't tell you how excited I am to be here. ”

ここに来るのにどれだけ興奮していたか、言葉にならないほどです。と素直な気持ちを伝えると

 

エステルは

”Why not? ”

なんで? のような少しズレた反応です。

 

その返しにジョーイは困りながらも詳しく説明しようとすると

”What I meant was..”

エステルはそれをさえぎり

”You don't mind if I eat, do you? ”

食べながら聞いても気にしない?と、どこからか取り出したハンバーガーを食べ、同時にタバコも吸う器用なことをやりはじめます。

 

それを見てジョーイは一応”No.”と答えるのですが、説明も止まり、どうすればいいかわからず固まっていると、

 

エステルは、

"So, joey, sweetheart, let me ask you a question. "

"Did you ever see the movie SLEEPLESS IN SEATTLE?"

「ジョーイ、あんたに質問があるんだけど、映画の"めぐり逢えたら"(トムハンクスとメグライアン出演)を見たことある?」

と質問します。

 

するとジョーイは、

”Yeah, wow! Do you represent those actors? ”

ありますよ!もしかして彼らを配役したんですか?と興奮して答えると

 

エステルはあっさり

”No. ” と答えるのでジョーイはずっこけ頷きのような反応をしています。しかしエステルは続けて

 

”But you know the end, where they're happy each other? ”

"That's gonna be you and me. "

映画の結末を知ってるだろ?それがあたいとおまえさんの今後さ。

とストーリーが重要だったようです。

 

話の展開についていけていないジョーイは、

”You mean you wanna sign me? ”

ならば僕と契約してくれるということですか?と聞いてみると、

 

エステルは

”No, I wanna go to the top of the Empire State Building and make out.”

いいや、あたいは映画のようにエンパイヤステートビルの上で男といちゃつきたいんだよ。

というので

 

ジョーイは、何を言っているんだ、この人は?俺は役者としてではなく遊び相手として呼ばれた?

というような表情をします。

 

その後エステルは

”Of course I wanna sign you! ”

もちろん!契約するよ!

と言ってくれたのでジョーイは、すごく喜んだんですが、その感謝をエステルに伝えようと"Miss Leonard"と言いつつ近寄ったら机の上の物に右手が当たり、それを戻そうとした左手はエステルの飲みかけのドリンクを彼女に向かってこぼし、大惨事でした。

しかしエステルは怒りもせず、

”Oh, boy.”

” Ride them cowboy.”

と度重なるトラブルにも動じない感じでした。

 

結局このシーンはジョーイがエステルの机の上をティッシュで拭いている場面で終わりです。

 

日本版では全く見られないこのやりとりですが、米国版なら

 

ジョーイのことを舞台でエステルが知る

    ↓

ジョーイと契約

    ↓

アルパチーノの尻の代役がもらえる

 

という流れがすっきりします。

カットしてしまうのは残念なシーンでしたね。

あの変わったエージェントなら、アルパチーノの尻の代役なんて変な仕事を持ってきても不思議ではないな、と思ってしまうからです。

 

それでは続きはまた。

 

ありがとうございました。

フレンズ シーズン1-6 その2

それでは続きです。

 

OP曲が終わり、ジョーイの舞台が終わったシーンです。

みんなひどい芝居に打ちひしがれているとチャンドラーは客席に美人を見つけ気になっています。

そしてみんなにおだてられて?彼女をナンパする流れになるのですが、チャンドラーが彼女のところへ向かった直後、米国版ではロスが

"Stand back, everyone. Incoming ego sharpnel."

と言い、みんな笑っています。

"sharpnel"という単語が爆弾という意味のようなので「みんな見てて、玉砕してくるから」というような感じでしょうか。

チャンドラーはひとり

"All right, I can do this."

と気合を入れています。

 

そしてチャンドラーが女性のところに行くと、舞台裏からジョーイが出てきます。

ジョーイはみんなに自分の演技についての感想を求めるのですが、はぐらかされてしまいます。

ここでロスは

"I didn't know you could dance! "(ダンスできるなんて知らなかったよ!)

と言うんですが、これは米国版ではカットされなかったジョーイのダンスを意味しているのかもしれません。

その後米国版では

ジョーイが

"How about that german accent?"と聞くと

レイチェルは

"Yeah. All of your W's were V's."とそのまんまというような感想を言ってしかたなしに褒めているような雰囲気を醸し出しています。

ここはドイツ語圏のオーストリア出身のフロイトを演じるジョーイが役作りでがんばったということを褒めてもらいたかったということなんでしょう。

 

そしてチャンドラーがナンパに成功して戻ってきます。

彼女についていろいろ話したあとに、ジョーイに名刺を渡します。

エージェントからのようですが、フィービーの台詞で日本版は終わります。

米国版ではその後

"Look!look! There is a note on the back. "

裏にメモ書きがあったようで

"Loved your work. Call me a sap."

「a sap」とは as soon as possible のようなのでエージェントは本当にこの舞台を見て連絡を欲しいと思ったようですね。

 

その後はジョーイが

"She was obviously very moved!" エージェントは俺の演技を見て感動してくれたんだ、と喜んでいると、

 

ロスは

"You should call her fairly quickly." とにかく早く(彼女の気が変わらないうちに)電話しなよ、と言い、

 

ジョーイは

"Yeah! As soon as possible! "といいすぐ行動を起こしています。

 

そしてこの後は日本版では見られないジョーイとエージェントのエステルとの初対面のシーンに移ります。

その内容はまた次回に。

 

ありがとうございました。

 

フレンズ シーズン1-6 その1

それではシーズン1の6を見てみることにします。

タイトルはThe One With the Buttです。

タイトルからすでにお尻のことだと想像できますね。

日本版は20:47ですが、米国版は24:36あります。

 

まずは冒頭のシーン、ジョーイが役者として舞台に出ているようなので五人で見に来ています。

ジョーイの舞台を初めて見るレイチェルはとってもはしゃいでいます。

それを見てチャンドラーは芝居が始まったらその浮かれた様子も変わるだろうと言っています。

 

その後米国版ではロスが手元にある説明書きのメモを次のように読んでいます。

"The role of man number three will not be played by Vic Shapiro."

そしてこの内容から

Well, we came on the wrong night.

今夜は最悪の夜になりそうだ、と嘆いています。

 

そしてそれを聞いてモニカは

I can't believe I forgot a magazine.

気晴らしの雑誌を持ってくるのを忘れたなんて失敗した、とこちらも残念そうです。そしてそれに反応するようにロスは笑っています。

するとレイチェルが

Come on, this might be good.

みんな、もしかしたらいい出来かもしれないじゃない、と返すと、フィービーが

I don't know.

と即答しています。フィービーも経験上ジョーイの芝居のまずさを知っているのでしょう。

そこから、タイトルのフロイトに”!”が付いているのが怖いわ、のセリフにつながっていきます。

 

そして舞台が開演し、ジョーイの台詞が始まります。

歌のパートに入ると以外にもレイチェルだけが渋い表情で、他のみんなは意外と面白がっていますね。

 

日本版ではジョーイの歌詞ですぐオープニングですが、米国版はその後ジョーイのダンスも見られます。

足で床をこするよくわからない仕草やトントンするステップが苦笑ものです。

そして横になっている女性の枕もとで決めのポーズを取って曲が終了です。

これは文章では説明が難しいですね。

 

とりあえず冒頭のパートの日本版と米国版の違いはそんなところです。

続きはまた。

フレンズ シーズン1-5 その2

シーズン1-5の続きです。

 

まず、ロスとレイチェルのコインランドリーシーンに日本版と米国版との違いはありません。

 

その後ジョーイ、モニカ、アンジェラ、ボブのダブルデートも変わりありません。

 

そして場面は移ってチャンドラーとジャニスの喫茶店シーン。

フィービーに促され、とうとうジャニスに別れようと伝えたチャンドラー。

それを聞いたジャニスは素直に受け入れようとしますが、悲しみをこらえきれない様子でチャンドラーもどうしていいか困っています。

米国版では、いたたまれなくなったチャンドラーは

 

”This isn't about you. ”     君のせいじゃないよ。  といいますが、ジャニスは

”I know! It's about your fear in commitment. ” わかってるわ!あなたは関係が深まることが苦手だから。と返します。

 

その後

チャ”I'm not afraid to commit. ” 怖がってなんかない。

ジャ”Please. ” いいから、わかってるの。

チャ”I don't. I don't! I'm ready to commit anytime. ” 怖くなんかない、準備はできてるよ!

ジャ”Really? ” 急に嬉しそうに 「ほんとに?」 と頼が戻りそうな雰囲気になっています。

 

日本版ではジャニスが泣きそうになるのをこらえているところで終わっているのでかわいそうなシーンですが、

米国版では別れ話を切り返して関係を続けるような雰囲気に持っていくジャニスがチャンドラーの一枚上手を行っていて随分印象が変わりますね。

 

その後エンディングまで両者の違いはありませんでした。

ありがとうございました。

フレンズ シーズン1-5 その1

それではシーズン1の5を見てみることにします。

タイトルはThe One With the East German Laundry Detergentです。

日本版は22:45ですが、米国版は23:36あります。

他の回に比べると米国版オリジナルシーンは少ないですね。

 

まず冒頭の部分は変わりありません。

 

主題歌後のシーンでは土曜の夜についてみんなで話していますが、モニカの

"Chandler, nobody likes breaking up with someone. "

という台詞のあとに

"Except for Kevin Millmore, may he rot in hell. "

 

唐突に「Kevin Millmore」という名前が出てきました。

「rot in hell」地獄で朽ち果てる とさんざんな言われようなのでモニカにひどいことをした人なのでしょうか?

 

次にチャンドラーの彼女ジャニスのものわかりの悪さについての場面ですが、

"There's that awkward moment when you've handed her the note."

のあとに

"You try to run out of the restaurant before she's finished the note."

とあります。

別れることを書いたメモを渡して彼女がそれを読んでいるうちにレストランから逃げ出したくなるよ、というような感じです。

そして場面は少し進み、ジョーイがアンジェラとデートをしたいがために、モニカを強引に誘うシーン、

"What's going on here? You go out with tons of girls. "

どうしたの?ジョーイなら女性には困ってないでしょ? というモニカの台詞のあとに、

"I know, but Angela's different. She's like one of a kind, like a snowflake or.. or....."

そうなんだけど、でもアンジェラは違うんだよ。彼女はなんていうか・・雪の結晶のような・・なんていうか・・・

とジョーイは言葉につまるので、またモニカが

"Something else like a snowflake?" 

と助け船を出してあげると、

"Yeah, yeah!"

となり、アンジェラと別れたのは間違いだったんだよ、に続いて行きます。

 

そしてダブルデートに行くことになった流れでモニカがロスに電話をかけているようです。

ロスの部屋でのシーンですが、初めはモニカと電話中のロスが、

"Hold on a sec. You need to not touch any of those. "

「モニカ、ちょっと待ってて。チャンドラー、部屋の中にある物を勝手に触らないように。」

とロスの部屋にある恐竜のフィギュアを二体チャンドラーが手に持って遊んでいるので、触らないで、と注意しています。

そして進み今からランドリーに行くことはデートだと二人は気付くのですが、

"I haven't done that in a while. "とチャンドラーはどうしようか考えているとロスは

"is it a date if she doesn't know? "

彼女はそう思っていなくてもデートになる? と確認しています。そしてチャンドラーは

"Yes, absolutely.Saturday night, all rules apply. "

もちろん!土曜日の夜だぜ?全てがデートになるよ! とこのチャンスを逃さないように助言しています。

 

次のジョーイ、モニカ、アンジェラ、ボブの待ち合わせシーンに追加はありません。

 

茶店でのチャンドラーとジャニスのシーンですが、フィービーがあまりにも簡単に彼氏と別れるのでチャンドラーが確認しに行くと、

 

チャンドラー "Yeah, the hug looked pretty brutal. "

フィービー  "Okay, you weren't there. "      の後に

 

チャンドラー "Sorry. "

フィービー  "How are things going, Janice?  "  ジャニスの方はどんな感じ?

チャンドラー "Going? Things are not going. She got me socks. " 

        どんな感じって?全然進んでない。わざわざ靴下を買ってきてくれるくらい。

と物をフィービーに見せると

フィービー  "These go with Rockys. She really cares about you-- I'm sorry. "

       あ、これリスの靴下に合いそうね。あなたの事を本当に考えてるじゃない・・ゴメン

とフィービーのボケが入ったところで出来上がったエスプレッソを受け取ってジャニスのもとに戻るチャンドラーでした。

 

今回はここまでにします。

続きはその2で。

 

ありがとうございました。

フレンズ シーズン1-4 その3

シーズン1-4の続きです。

 

病院のシーンの後はモニカの部屋のベランダで女性陣がお酒を飲みながら会話するシーンです。

モニカが向かいのジョージのついての妄想をふくらませているとフィービーが

 

”What do you think of the guys like?”   と聞きます。そして三人でのやりとり、

 

モニカ:”Our guys?”

フィ :"Yeah, our guys."

レイ :"Oh, I don't know, I feel funny talking about that."

          レイチェルは男性陣三人を友達としてしか見てなかったのでそんなことを考えるのはへんな感じのようです。

モニカ:"Oh, come on."

    しかしモニカにうながされて、

レイ :"Okay. Well....I think Joey's like a little kiddie ride at supermarket, you put the quarter in and it just goes."

    ジョーイはデパートによくある子供が乗って遊ぶ遊具みたいかも、と言っています。

    the quarter とは25セント硬貨のことのようです。

フィ :"I don't know, I think he might surprise you. One time, he helped me put on my coat and he was really tender."

    するとフィービーは、ジョーイは私がコートを着るとき手伝ってくれてとても優しかったと経験を話しています。

 

 そのいい雰囲気の状態で病院のジョーイのシーンに移りますが、そこでのジョーイはジェントルな雰囲気は全くなくアメリカの自販機と格闘して(日本のようなボタンではなくレバーを操作していました)チョコバーをゲットしています(笑)

 

次にチャンドラーの話題に移りますが、

フィ :"Chandler's one of those repressed guys who you'd have to seduce."

モニカ:"I think it's an act. Chandler is more sophisticated than he seems."

    フィービーはチャンドラーは誘惑しても乗ってこないような人というとモニカはそれは演技かも、彼は見た目以上に洗練されている?というような感想をいいます。

そしてその時病院のチャンドラーは何をしているかというと暇つぶしなのか医療用の手袋や管を体にまきつけ受付のおばちゃんに見せてからかっています。調達力がすごいです(笑)

 

そしてモニカの番、

フィ :"You know who's kind of sexy?"

モニカ:"Don't."

フィ :"Ross."

モニカ:"No. guys. Please, he is my brother."

レイ :"I know exactly what you mean. He can be really smooth."

モニカは自分の兄についての意見を求められそうになって困っているとレイチェルはロスはとても魅力的だと助けてくれます。

しかしその時病院のロスは、鼻が痛くて片手で抑えているのに紙コップの水を飲もうとし、うまくいかないのであきらめて結局顔に水をぶっかけてその場を終わらせています。そして女性陣の会話は

レイ :"Can't you just picture him in bed?"

彼と寝ることが想像できる?

モニカ:"I really don't want to."

いや、私はしたくない。

で三人が笑って日本版と同じ終わり方になります。

 

その後のロスの診察が終わるあたりのシーンは日本版も米国版も変わりません。


エンディングではツイスターでみんな遊んでいますが、フィービーが右手を青に置いた時ジョーイがいいながめだというような感じで喜んでいますが、米国版ではそのあとにジョーイはロスに

"Ross, switch with me and Phoebe could be number two."

交代しようか?フィービーが人生の二人目になるよ、とロスがキャロルとしかしたことが無いことをからかいます。それを聞いたフィービーがなんのこと?という反応をしたのでロスは

"Nothing. It's a twister thing. The rules are on the back of the box."

と言ってその場をごまかしています。

このジョーイとロスのswitchネタがこのあとのレイチェルにかかってきた電話をチャンドラーがそのまま代わりに話そうとするギャグにつながっているのかもしれません。

 

これでシーズン1-4は終わりです。

 

ありがとうございました。

フレンズ シーズン1-4 その2

シーズン1-4の続きです。

 

その後レイチェルの友人たちが入ってきますが、レイチェルは妊娠している左端の女性に声をかけた後、米国版では真ん中の女性とも話しています。

"Kiki, you look phenomenal. I mean, you've lost, like, a ton of weight."

真ん中の人は、キキと呼ばれているようですね。

”キキ、あなたとてもきれいになったわね、かなり痩せたからかしら” のような感じでしょうか。

実はこの時、キキは微妙な表情をしているのですが、その後ろで右端の女性が自分の口に向かって指をさして、レイチェルに何かを伝えています。雰囲気から察すると、

「あなたは相変わらず口が悪いわね、もっと上手に誉めなさい」と言っているのかな、と思いました。

そしてレイチェルは

"And you should... really, really-- It's time to stop, you look perfect." 

と会話をまとめているので、キキも上機嫌になっています。

そして右端の女性の重役就任の話題に移っていきます。

 

ホッケー会場まで行く途中の男性陣三人の会話は同じでした。

 

場面は喫茶店に戻りレイチェルと友人たちの会話、

仕事があるから家には戻らない、とレイチェルは言ったあとで

”I even do my own laundry.” 

私は自分で洗濯もしてるし、と理由を付け足しています。

それを聞いたキキは、会話の流れから、当然冗談よね、というような感じですごくウケているんですが、レイチェルが真面目な顔をしているので、

リアクションを変え、あら、ほんとの話だったの、と驚いています。

その後仕事の内容を無理やり説明している部分は同じです。

 

場面はモニカの部屋に移りますが、ここでのやりとり、友達はいい人生を送っているのに自分はうまくいってない!と愚痴を言うシーンは日本版と違いはありません。

 

そしてロスの顔にホッケーのパックが当たり、病院に行きます。かなり場面が進んだあと、チャンドラーが受付のおばちゃん相手に小芝居していますが、その後ジョーイとロスが遊んでいるシーンが追加されています。

暇なジョーイは乗っている車いすをロスに押してよと頼んでいます。

ジョーイ:”Come on, push me.”

ロス:"No."

ジョーイ:"Push me."

ロス:"No, we're gonna get in trouble."

   めんどうなことになるかもしれないから嫌だ。

ジョーイ:"Don't be a baby. Push me. Push me."

   子供みたいなこと言うなよ、押せ、押せ。

ロス:"All right. I'm gonna push you, Okay? How about I push you like this?"

そしてあまりにもジョーイがしつこいのでロスは相手をするんですが、わざと強めに押したのでジョーイは画面から消え、どこかにぶつかっている音が聞こえてきます。

ロス:”Now you're gonna be in a wheelchair the rest of your life pally-wally...”

  これでこのさきずっと車いす生活だな、

と冗談を言っていると後ろから本当に大けがをしていて車いすに乗っている患者がやってきたので、

ロス:”I am very so sorry. Can I sign you?”

  とてもたいへんですね、手も怪我をされてますし、代わりにサインしましょうか?

と気まずいのをなんとかごまかそうとしています。

 

この後はモニカの部屋のベランダのシーンに移り、ここでも米国版はいろいろセリフが増えていますが、次回にまた紹介したいと思います。

ありがとうございました。