フレンズ シーズン1-7 その1

それではシーズン1-7を見てみたいと思います。

タイトルはThe One With The Blackout.

日本版のDVDは22:34ですが、米国版は24:50あります。

 

冒頭のフィービー、チャンドラーのシーンは変わりはありません。

 

そしてOP曲後、モニカの部屋での内容にも追加はありません。

 

チャンドラーのATMでの出来事、

何もアクションを起こしていないチャンドラーはジル・グッドエイカーに微笑みかけて気味悪がられるのですが、

日本版ではすぐにジルが携帯電話を貸してくれます。

米国版ではまず、ジルに母親から電話がかかってきて、

 

ジル :Hello? Oh, hi Mom.......Mom, you're tripping!

          もしもし、あらママ。  ママ、取り乱さないで落ち着いて。

   :Dexter's a dog. The blackout's scaring him. 

          デクスターは犬よ。停電でおびえてるだけよ。

   :You'd pee in Dad's shoes too if you didn't know what's going on.

 ちょっとこの"you"の意味が不明ですが、文字通り取るなら、何かわからないことが起こった時、あなたもパパの靴におもらしするでしょう、のような意味でしょうか。

そして母もとりあえず落ち着いたようで、

ジル :All right, call me back.

          わかったわ、また何かあったら電話して

と終わります。ジルはため息をつきながらチャンドラーに

ジル :Mother's. といい

チャンドラーは

   :Yeah.  と返しています。そして心の中で

"Attaboy! A word."

がんばったね、俺! 一言だけどしゃべれたじゃないか。 と喜んでいます。そして

"That wasn't so hard. 「Mother's」「Yeah!」、 「Mother's」「Yeah!」Perfect. "

簡単じゃないか、「母よ」「そうみたいだね」、この返しは完璧!

と一人でニヤついているとそれをジルに見られ、

"Don't smile. "

とさっき不審に思われた事もあり真顔に戻っています。

 

そしてそのタイミングでジルが、誰か電話かけたい人いる? の日本版のセリフにつながっていきます。

当時は携帯がまだ普及していなかったのでモデルのジルしか持っていないんですね。

そしてチャンドラーは借りた携帯でモニカの家に電話しますが、普通にしゃべると一緒にいるジルに会話の内容を知られてしまう、それを避けるための努力、またその努力はしなくてもいいのに真似をするジョーイととても面白いシーンですね。

 

次はモニカの部屋で過去にエッチした一番ヘンな場所の暴露大会です。

モニカ、ジョーイと順に進み、フィービーの番に。彼女は

"Oh, um, Milwaukee. "

と言うとみんなはキョトンとして日本版は終わりですが、米国版では

"It's a really weird place. "

ホントにヘンな場所なのよ、と彼女独特の感覚で答えています。

そしてロス、レイチェルと進んでいきます。

 

そして時は進み、ロスとレイチェルの二人での会話に日本版は移りますが、米国版はその前にモニカの部屋の冷蔵庫の状況です。

フィービーが

"This must be what the fridge looks like with the door closed. "

停電で冷蔵庫が止まっているので役割を果たしていないというような感じでしょうか。

"Spooky."

と言って去って行きます。

そして冷凍ルームをあさっているモニカは

"Anybody hungry? We got a Klondike....soup."

誰かお腹の空いている人いない? とてもいいものを発見したわ・・・(溶けた)スープよ。

このような会話をしてからロスとレイチェルのシーンにつながっていきます。

 

それでは続きはまた。

 

ありがとうございました。