それではシーズン1の6を見てみることにします。
タイトルはThe One With the Buttです。
タイトルからすでにお尻のことだと想像できますね。
日本版は20:47ですが、米国版は24:36あります。
まずは冒頭のシーン、ジョーイが役者として舞台に出ているようなので五人で見に来ています。
ジョーイの舞台を初めて見るレイチェルはとってもはしゃいでいます。
それを見てチャンドラーは芝居が始まったらその浮かれた様子も変わるだろうと言っています。
その後米国版ではロスが手元にある説明書きのメモを次のように読んでいます。
"The role of man number three will not be played by Vic Shapiro."
そしてこの内容から
Well, we came on the wrong night.
今夜は最悪の夜になりそうだ、と嘆いています。
そしてそれを聞いてモニカは
I can't believe I forgot a magazine.
気晴らしの雑誌を持ってくるのを忘れたなんて失敗した、とこちらも残念そうです。そしてそれに反応するようにロスは笑っています。
するとレイチェルが
Come on, this might be good.
みんな、もしかしたらいい出来かもしれないじゃない、と返すと、フィービーが
I don't know.
と即答しています。フィービーも経験上ジョーイの芝居のまずさを知っているのでしょう。
そこから、タイトルのフロイトに”!”が付いているのが怖いわ、のセリフにつながっていきます。
そして舞台が開演し、ジョーイの台詞が始まります。
歌のパートに入ると以外にもレイチェルだけが渋い表情で、他のみんなは意外と面白がっていますね。
日本版ではジョーイの歌詞ですぐオープニングですが、米国版はその後ジョーイのダンスも見られます。
足で床をこするよくわからない仕草やトントンするステップが苦笑ものです。
そして横になっている女性の枕もとで決めのポーズを取って曲が終了です。
これは文章では説明が難しいですね。
とりあえず冒頭のパートの日本版と米国版の違いはそんなところです。
続きはまた。